私がこの仕事を続ける理由

こんにちは。講師の志保です。


今回この学校を開校するにあたり、ボスから何度も同じ質問をされています。

「二宮さんにとってパティシエの魅力ってなに?」

「二宮さんにとってお菓子教室の先生の魅力ってなに?」


と。


同じこと何回も聞かはるなぁ~と思ってたんだけど(ゴメンナサイ)


でも、これから学校で生徒に教えることって、

製菓の知識や技術だけじゃない。

何が楽しいのか、どこにやりがいを感じるのか、ひとに誇れることってなんなのか。


そこですよね。



確かに、私自身これを見つめ直すことはとても大切なことだなと思いました。


専門学校を出て、奈良県にあるケーキ屋さんの工房に入った日から

あと1ヶ月弱で20年になります。

長いな・・・。(20年・・・そりゃ老けるはずだ)

現場を離れて随分経つとはいえ、それでもこうして自宅開業し、

お菓子教室と受注販売を続けている・・。

これってやめられないから?

もちろんそうではありません。



楽しいんです。本当に。


プロと一般のお菓子作りの得意な人の違いは何か。


私は作って販売します。教室で生徒に教えます。


その時、製品を見て「わあ~~~~~~~ヽ(*´∀`)ノ」って

感動の表情・声を感じることができるのです。

それは製品に対しての感動ですが

これは私への感動だと受け止めさせてもらってます。

この感動が、私の心を熱くしてくれます。

自分が作ったものへ、この技術へ、それなりの対価をいただき

その上「ありがとう!」なんて声をいただけるのです。

映画を観て涙を流しても、これと同じ感動は味わえないのです。


これがプロとして得られるものなんです。

家族やお友達に作って「わ~~~売りものみたい!」と言ってもらえるものとは

やっぱり違う。(これもかなり嬉しいことなんですけどね!)

これは経験してみないとわからない感動かもしれません。


だから

続けていたくなる。

だから

もっといいものを作りたくなる。

だから、もっと多くの人にこの感動を与えたい。

子供が居て仕事に出られなくても、技術があれば自宅開業ができるのです。



他にもこの仕事の楽しいことはあるので

学校で少しずつ、身を持って味わってほしいと思います。

お菓子の学校   sweets-academy

大阪南堀江に開校するお菓子の学校です

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